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きょうの業績修正ピックアップ (23日)

★建設関連産業廃棄物の中間処理などを手掛けるタケエイ(2151)は2013年第2四半期累計(4-9月期)経常利益予想を従来の11億円から14.5億円へ上方修正した。「災害廃棄物処理再資源化事業やインフラ復旧工事などのスポット案件が収益貢献した」ことなどが上振れの理由で、「会社四季報」のこれまでの予想(14億円)も上回って着地したもようだ。

 株価は9月高値1745円をつけた後、軟化。10月に入って1490円まで売られたが、13週移動平均線が下値支持として機能し、長い下ヒゲを示現して下げ止まり、再び上昇に転じている。23日終値は1635円。2日間の続落となったが、今回の上方修正をきっかけに反発し、9月高値を目指す展開も考えられる。

★音響・車載用スピーカー部品ならびに製品の専業メーカー、フォスター電機(6794)は2013年第2四半期累計(4-9月期)経常利益見通しを従来の35億円から、「四季報」予想と同額の40億円へ引き上げた。「期初に予想していたよりも円安で推移したうえ、原材料価格の落ち着きや生産性の改善なども寄与」し、収益を押し上げた。

 株価は6月安値1403円を直近のボトムに上昇。13週線に沿って緩やかな右肩上がりの展開が続いている。23日終値2057円と「四季報」の今14年3月期通期1株当たり利益予想からはじいた株価収益率(PER)は9倍台どまりで依然、割安感が強い。上昇相場が継続すれば、2400円前後が次のフシになりそうだ。

★生コン販売で首位の三谷商事(8066)は2013年第2四半期累計(4-9月期)経常利益予想を従来の62億円から69億円へ増額修正した。「建設資材、石油製品の販売数量が計画以上に伸びたことや、情報システム関連事業の売り上げ高も想定を上回って増えたこと」などが利益計画の引き上げにつながったもので、「四季報」の経常益予想64.5億円も上回ったもようだ。

 株価は予想株価収益率(PER)が10倍割れ、株価純資産倍率(PBR)も1倍未満と、バリュエーションの面から割安感が強い。12年11月以降はほぼ一本調子で値上がり。9月には1950円まで買われ、上場来高値を更新した。上値にフシらしいフシが当たらないだけに、今回の増額修正で上昇に一段とはずみが付く可能性もある。最近人気の東証2部銘柄であることも追い風になりそうだ。

 

 

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