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【株式・前引け】日経平均は213円安、欧米株安や円高で利益確定売りに押される

4日午前の東京株式市場は反落。日経平均株価は前日終値比213円03銭安の1万2149円17銭、TOPIXは同12.29ポイント安の998.14ポイントで、ともに下落して前場の取引を終えた。前日の米欧株が下落したことや為替相場が足元で円高に傾いたことなどから、利益確定売りが先行した。東証1部の出来高は概算で14億9103万株、売買代金は1兆0094億円だった。

 前日の米国株は、NYダウ平均が前日終値比111ドル66セント安の1万4550ドル35セントと反落。ナスダック総合、S&P500の主要指標もそろって下落した。3月のADP全米雇用リポート、米国サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数の結果がいずれも市場予測を下回ったことから、米国の景気回復期待が後退し、売りが優勢となった。英FTSE100、独DAXなど欧州の主要株式指標も下落した。

 本日の東京市場は、日経平均が前日に358円高と今年2番目の上げ幅を記録した反動もあって、利益確定売りに押される展開。東証33業種別でも、医薬、サービス、食品のディフェンシブ3業種を除く30業種が下落し、ほぼ全面安となった。下落率の上位は海運、証券、その他金融、非鉄など。東証1部の値下がり銘柄数は1201で全体に占める比率は70.7%。キヤノン、コマツなどが年初来安値を更新した。値上がり銘柄数は413、変わらずは83だった。

 ただ、需給は依然として良好で、寄り付き前の外国証券6社ベースの注文動向は差し引き130万株の買い越しで、21営業日連続の買い越しが続いている。 

 後場にかけては、日銀の金融政策決定会合を受けて為替相場がどう反応するかが注目点となりそうだ。

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