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【株式・大引け】日経平均、TOPIXとも反落、7月月足は陰線に

 31日の東京株式市場は日経平均株価、TOPIXとも反落。日経平均は前日終値比201円50銭安の1万3668円32銭、TOPIXは16.83ポイント安の1131.70。東証1部の出来高は概算で25億9035万株、売買代金は2兆3138億円となった。この結果、7月の月足は陰線となった。

 為替が円高に振れたこと、31日には米国FOMCの結果や米国4-6月期GDP速報、ユーロ圏失業率など重要指標が公表されること、また国内企業の決算発表が集中することなどから、様子見気分が強く、日経平均は前日終値比136円安の1万3733円で寄り付いた。先物の売りに押される形で9時38分には本日の安値1万3644円まで突っ込んだが、その後は下げ渋り。前引けは前日終値比105円安の1万3763円となった。

 大口注文をまとめて取引する昼の「バスケット取引」は445億円成立し「売り買い均衡」(大手証券)。後場は前引け比47円高の1万3810円で寄り付き、12時53分に本日の高値1万3836円まで戻す局面もあったが、円高に対する警戒感もあり大引けにかけて再び下げに転じた。

 業種別に見ると、東証33業種中、値上がりは4業種のみで、上昇率トップは非鉄金属の1.55%。以下、石油・石炭製品、その他金融、情報・通信と続いた。値下がりは29業種で、騰落率ワーストは電気・ガスでマイナス3.74%。以下、空運、その他製品、海運、保険、医薬品、輸送用機器、食料品、倉庫、不動産までが2%台の下落となった。東証1部の値上がり銘柄数は270(全体の15.4%)、値下がりは1414(同80.6%)、69銘柄が変わらずだった。

 個別にみると、四半期決算が好調だったKDDI、オリックス、ニフコ、三菱製鋼などが値上がり。一方、タブレット製造のワコムが急落。値がさ株ではファーストリテイリングや京セラ、アステラス製薬、デンソーなどの下落が全体相場を押し下げた。

 明日の相場展開については引き続き、海外の重要経済指標と為替動向、そして発表が続く企業決算が注目ポイントとなる。

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