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【株式・大引け】日経平均、TOPIXとも後場に入って下げに転じ、2日続落

  27日の東京株式市場は続落。日経平均株価は前日比93円91銭安の1万3542円37銭、TOPIXも同5.98ポイント安の1134.02と、いずれも2日連続で下落した。東証1部の売買高は概算で17億1319万株、売買代金は同1兆4323億円で、依然として薄商いが続いている。

 前日の米国市場は、ダウ工業株30種平均、ナスダックともに3日ぶりの反落。本日の東京市場では、朝方の外資系証券経由の売買注文は2日連続の買い越しとなったものの、前日の米国市場の反落や為替が円高に振れたこともあり、日経平均は前日比84円安の1万3551円とマイナス圏で寄り付いた。ただ、その後は、為替が若干円安に戻したことなどもあり、前引けの日経平均は前日比3円高の1万3639円となった。

 大口注文をまとめて売買する昼の「バスケット取引」は74億円で「売り買い均衡」(大手証券)。後場は前引け比20円安の1万3618円で寄り付き。先物に小口の買いが入り、13時には本日の高値1万3678円をつけ、プラス圏に。ただ、その後は逆に先物に小口の売りが入り、再びマイナス圏に突入。アジア市場が総じて軟調だったこともあり、大引けにかけて下げ幅を拡大した。

 東証1部の値上がり銘柄数は495(全体の28.2%)、値下がり銘柄数は1098(同62.6%)、158銘柄が変わらず。業種別に見ると、東証33業種で値上がりは4業種のみ。騰落率トップは電気・ガスの2.14%で、以下、非鉄金属、空運と続いた。値下がりは29業種で、騰落率ワーストはゴム製品のマイナス1.46%、以下、鉱業、小売りとなった。

 個別にみると、「汚染水対策は国が主導」との報道を受けて東京電力が上昇。ソニー、日東電工、武田薬品工業なども値上がり。一方、ファーストリテイリング、住友ゴム、しまむらなどが下落した。

 明日から実質的に9月相場入り。9月もG20首脳会議(5日)、米国8月雇用統計(6日)、2020年夏季オリンピック開催地決定(7日)、4-6月期GDP2次速報(9日)など、重要イベントや重要指標の発表が目白押し。イベントを直前に控えて、当面は方向感の掴みにくい相場が続きそうだ。

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