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【株式・前引け】米国市場上昇を受け、日経平均株価は薄商いながら37円高の小幅続伸

 5日の東京株式市場は、米国株式市場が続伸したことを受けて小幅ながら2日続伸。前引けの日経平均株価前引けは8861円95銭(前日比37円36銭高)、TOPIXは736.97ポイント(前日比1.59ポイント高)だった。

 東証1部概算の出来高は6億5545万株、売買代金は3963億円。3連休を控えて薄商いだった。朝方の外資系証券経由の売買注文は、買い840万株、売り1050万株で4日ぶりの売り越しとなった。

 前日のNYダウ平均株価は、新規失業保険申請件数が市場予想より改善したことを受けて前日比80ドル75セント高の1万3575ドル36セントで取り引きを終えた。ダウ平均株価が9月21日以来の高値圏にあることが日本株へ波及した。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債買い取りの用意はできているという内容の発言をしたことから欧州債務懸念が若干後退したとの見方が広がり、1ユーロ=102円台まで円安が進んだことも、輸出企業株には追い風となった。

 東証33業種のうち、値上がりは海運、非鉄、鉱業、保険など25業種、値下がりは空運、小売り、輸送用機器など8業種だった。海運株は、大型船(ケープサイズ船)の1日当たり用船料が節目である1万ドルを回復したことが好感された。

 個別銘柄では、抗エイズウイルス薬の臨床データ取得完了と伝えられた塩野義製薬や、13年2月期最高益見通しと報じられた良品計画が上昇。一方で、業績を下方修正したセブン&アイ、公募増資を発表したルックや、格付けが引き下げられたシャープなどが値を消した。

 本日も上海株式市場は休場だが、台湾市場、香港市場などのアジア株は小高く取り引きを開始している。後場は、日銀政策決定会合の内容によって株式市場も動く場面がありそうだ。

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