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日本株は再び上値追いの可能性も=米ダブルラインのガンドラック氏

[13日 ロイター]米資産運用会社ダブルライン・キャピタルの共同創業者、ジェフリー・ガンドラック氏はロイターとのインタビューで、日本の株式市場について、ここ数カ月の値固めを受け、再び上値を追う可能性があるように見えるとの認識を示した。

 同氏は、ダブルラインが依然として日経平均<.N225>に資金を投じていると明らかにした上で「(日本の株式市場は)私が注視している市場だ」と述べた。

 同氏はまた、世界最大級のヘッジファンドである米ブリッジウォーター・アソシエーツのレイ・ダリオ会長兼最高投資責任者(CIO)が最近、日本経済は景気浮揚のために大規模な追加刺激策が必要になると発言したことについて、自身の見方と一致すると指摘した。

 ガンドラック氏は、13日にダウ工業株30種とS&P総合500種が終値で過去最高値を更新した米国株式市場について「選択の余地がない(ほど良い)」投資対象だと指摘。ただ、「高値づかみはしたくない」として、一段の買いにはちゅうちょするだろうと述べた。

 同氏は「(米株は)実際のところ高値にあり、私はいくつかの株式を保有している。もっと保有できたら良いのにと考えている」と語った。

 1株当たり405ドル前後で購入した米アップル株については、「良い分散投資先」として、保有し続けていると明らかにした。

 ガンドラック氏は2012年4月、当時560ドル前後にあったアップル株について、425ドルに向かうとの見方から投資家は同株に対してショート戦略をとるべきだと発言。多くの市場関係者は当時この発言を軽視したが、アップル株は2012年9月に700ドルの高値を付けた後、今年に400ドルを割り込んだ経緯がある。

 アップル株は現在、520ドルで推移している。

 ガンドラック氏は新債券王として最もよく知られるが、世界の株式市場に関する先見性でも有名。同氏が運用する資産規模は約530億ドル。

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