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【株式・前引け】3日続伸で日経平均は5月8日以来の一時9200円乗せ

 20日の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は前週末終値比55円51銭高の9218円01銭、TOPIXは同2.76ポイント高の768.57で前引けを迎えた。ただ、お盆明けで市場参加者が戻ってきたにもかかわらず、東証1部概算の出来高は6億3360万株、売買代金は3547億円と市場エネルギーは盛り上がりに欠けた。

 先週金曜日に発表されたミシガン大学による8月米国消費者態度指数や、7月米国景気先行指数がいずれも市場予想平均を上回ったことから米国景気持ち直し期待が膨らみ、週末の米国・欧州株式は総じて続伸。NYダウは木曜日終値比25ドル09セント高の1万3275ドル20セント、ナスダック総合は同14.20ポイント高の3076.59といずれも続伸した。

 先週の海外市場動向に加え、為替が対ドル、対ユーロで円安傾向を続けていることから、朝方の外国系証券(9社ベース)の売買注文は売り1120万株に対し買い1150万株と30万株の買い越しとなった。

 これを受けて日経平均は前週末終値比39円高の9202円と9200円台を回復して寄り付いた。9時44分には9197円と9200円を一時割り込む場面もあったものの、上下25円の小動きに終始した中で、プラス圏の9218円で前場は引けた。

 東証33業種別では28業種が値上がり、5業種が値下がり。上昇率では紙・パルプの1.93%をトップに繊維、精密機器、保険などが値上がり上位。下落率では鉱業1.11%をワーストに、石油・石炭、不動産、卸売り、銀行の順番だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の51.7%の858、値下がり銘柄は同35.1%の583、変わらずは16銘柄だった。

 個別銘柄では、太陽電池関連でサニックスなど材料株が上げたほか、輸出関連のホンダ、アドバンテスト、京セラが続伸。一方で、サクラダ、さが美が下げた。出来高・売買代金ともトップだったシャープは前週末比7円安と反落した。

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