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【株式・前引け】G20無事通過で全面高、日経平均1万1400円回復

 週明け18日午前の東京株式市場は大幅反発した。日経平均株価は前日終値比251円61銭高の1万1425円44銭と、取引時間中としては2月12日以来4営業日ぶりに1万1400円台を回復。TOPIXは同20.47ポイント高の962.88と4日ぶりに反発した。

 週末にロシアで行われたG20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)において、日本の円安傾向について懸念されていたような非難の声が上がらなかったことから、安倍首相の進めるアベノミクスへの期待感が継続されたことが大きい。これを受けて、前週末には一時1ドル=92円台前半まで進んでいた為替相場は再び1ドル=94円台前半まで円安が加速している。

 先週末15日の海外市場は、米国がNYダウが3日ぶりに反発する一方、ナスダックが3日ぶり小幅安となるなどマチマチ。欧州株もマチマチと、G20を控えて様子見気分が目立っていた。

 東証1部概算の出来高は17億2696万株、売買代金9468億円と、最近の前場としてはやや減りぎみなものの、まずまずの高水準だった。

 東京市場朝方の外国証券経由売買動向は、売り1170万株に対し、買い1910万株、差し引き740万株、5日連続の買い越しとなった。日経平均は前日終値比144円高の1万1318円でスタートした後、為替の円安傾向などを追い風に買い上げられ、11時09分には前場の高値となる1万1434円まで上昇。高値圏のまま前引けを迎えた。

 東証33業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率では銀行の4.64%を筆頭に、紙・パルプ、不動産、倉庫、証券、ゴムが続いた。値上がり率最下位はゴムの0.69%だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の88.0%に当たる1475、値下がりは8.8%に当たる148、変わらずは53だった。

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